浅田真央 “復帰”表明後初の演技披露
7月22日 22時15分
フィギュアスケートの浅田真央選手が札幌市で開かれたアイスショーで現役続行を表明してから初めてファンの前で演技を披露しました。
バンクーバーオリンピックの銀メダリストで24歳の浅田選手はソチオリンピック後の昨シーズンを休養しましたが、ことし5月に現役続行を表明し、今シーズン、10月に開かれるジャパンオープンで2シーズンぶりに競技会に復帰します。
浅田選手は22日夜、札幌市で開かれたアイスショーで、現役続行を表明してから初めてファンの前で演技し、オリンピックのメダリストたちと3人で共演するプログラムでは、平和をテーマにしっとりと滑りました。
また、エキシビションで滑る新しいプログラムではシルクハットやステッキを使いながら、アップテンポの曲調に合わせて軽快に滑り、3回転ジャンプも成功させました。
浅田選手はファンの前で、「まずは休養する前のレベルに上げることを考えている。大会が終わるごとに次の大会の目標を考えていきたい」と今シーズンの抱負を語りました。
このほか、昨シーズン世界選手権2位の17歳の宮原知子選手が新しいショートプログラムを披露し、リズミカルな曲に乗せジャンプやスピンを決め、完成度の高さを見せていました。
「力が戻ってきているのを実感」
浅田真央選手はアイスショーの終了後に報道陣の取材に応じ、「ショーの初日は緊張したが、無事に終えることができ、楽しかった」と、ほっとした表情で話しました。
また、今シーズンはショートプログラムでジャズの名曲「素敵なあなた」を、フリーでオペラ「蝶々夫人」を使うことを明らかにしました。
浅田選手は「練習を再開した時は、すぐに以前のレベルで滑ろうとして『これが現実なんだ』と感じたが、日々の練習で感覚や自分の力が戻ってきているのを実感する。来月2日まで続くアイスショーが終われば、試合へ一直線になると思うので、いつもどおりを心がけて初戦を迎えたい」と競技会復帰に向け抱負を述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150722/k10010162701000.html
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