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2014年12月25日木曜日

全日本選手権26日長野で開幕 ・羽生3連覇は!



<フィギュア>


全日本選手権26日長野で開幕 羽生3連覇は



 毎日新聞 12月25日(木)20時41分配信








フィギュアスケートの全日本選手権は26日、長野市のビッグハットで開幕する。25日は会場で練習が行われ、男子の羽生結弦(ANA)、女子の村上佳菜子(中京大)らが氷の感触を確かめた。

 来年3月の世界選手権(中国・上海)の代表選考を兼ねるこの大会。切符は男女各3枚で、激しい争いになりそうなのは男子。世界選手権に最も近い羽生は4回転トーループを着氷し、リラックスした様子で練習を終えた。最も動きが良かったのは町田樹(関大)で、4回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を次々と着氷。無良崇人(HIROTA)、村上大介(陽進堂)、宇野昌磨(しょうま)=愛知・中京大中京高=も4回転ジャンプを着氷し、ハイレベルな戦いを予感させた。

 女子は表彰台争いをするとみられる村上、宮原知子(大阪・関大高)、本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)、樋口新葉(わかば)=東京・日本橋女学館中=がキレのいい動きを見せ、調整が順調なことをうかがわせた。

 男子は26日、女子は27日にショートプログラムが行われる。【福田智沙】

 ◇町田の話

 競技人生で特別な全日本になる。人事は尽くした。応援してくれる人にすてきなクリスマスプレゼントになればすごく幸せ。そうなればクリスマスプレゼントが自分にも舞い込んでくる。

 ◇無良の話

 フリーの2番目の4回転ジャンプは失敗する確率が高いのでカギになる。宇野選手らジュニアに負けない気持ちで試合をする。

 ◇村上の話

 (優勝した)NHK杯後から猛練習してきた。NHK杯のようにノーミスで台に上れるように頑張りたい。

 ◇宇野の話

 今後の選手生活に絶対役立つ大きな舞台。順位を気にせず、練習でやってきたことを出せるようにしたい。

 ◇宮原の話

 ジャンプの回転不足を取られないように練習してきた。去年より上位を狙える可能性が高くなったので、きっちり結果を残せるようにしたい。

 ◇樋口の話

 (ジュニアGPファイナルで3位)終わってから2、3日は気が抜けたが、それからは練習できた。すごく楽しみだがその分、緊張もする。(順位は)6位以内に入れればいい。

 ◇本郷の話

 (GPシリーズロシア杯での優勝は)少し自信になった。シニア1年目。挑戦する気持ちを忘れず、今持っている力を出し切りたい。

 ◇羽生結弦 3連覇前に冷静さ

 かかるのは3連覇。しかも五輪王者として臨む全日本。だが、羽生から出てきたのは「3連覇は意識していない」という言葉。そして「全日本チャンピオンもオリンピックチャンピオンも関係ない」と言ってのけた。

 連覇を果たしたGPファイナルから帰国後は連戦の疲れなどもあり、休養する時間をとって体調管理につとめてきた。練習は多くは積んでいない。「調子には波がある。その波をコントロールして持ってこられるかを意識した」。この日の練習ではGPファイナルでミスをした3回転ルッツがうまくいかない場面も。それでも「リンクの状態とか、どう跳べばいいのかちょっとずつつかめた。明日に向けて課題を見つけてやっていけた」と焦る様子はない。

 長野での全日本は4位になった2010年以来だが、「リベンジとか思っていない」。語尾に「ない」という言葉を連発させたが、「スケートを楽しめればいい」とも。これまでの実績、プログラムの難易度などを考えれば、GPファイナル同様、楽しむことができれば、頂点に最も近い男であることには違いなさそうだ。【福田智沙】

 ◇村上佳菜子「落ち着いてプログラムを通せる」

 女子の村上の表情は明るかった。練習ではフリーで跳ぶ3連続ジャンプを何度も着氷。滑りにも力強さが戻っていた。NHK杯ではフリーでジャンプのミスもあり4位。GPファイナル出場を逃した。その後の練習では曲をかけて滑ることを繰り返し、体にしっかりと覚え込ませてきた。1日計4時間の練習で追い込み「落ち着いてプログラムを通せるようになった」と自信を深める。

 今季はともにソチ五輪に出場した浅田真央(中京大)が休養。鈴木明子は引退した。同じ愛知勢として背中を追いかけてきた2人が不在となり「(会場で)練習していてもさみしいと思った」と戸惑いを見せながらも、目標を問われると「優勝したいのはある」ときっぱり。表彰台の頂点を見据えていた。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000102-mai-spo





















商品説明
   



羽生結弦のソチオリンピック金メダルの感動冷めやらぬ中、戦いは早くも次のシーズンへ。
本書では中国大会の衝撃からNHK杯で奇跡の復活を果たした
羽生結弦を中心に、町田樹、無良崇人、小塚崇彦といった氷上の美しき貴公子たちを
たっぷりの写真とともに紹介します。
くわえて村上大介、田中刑事、宇野昌麿、山本草太といった期待の男子新星たち、
村上佳菜子、宮原知子、本郷理華、今井遥、大庭雅、加藤利織菜、中塩美悠、
永井優香、樋口新葉、本田真凛、本田望結、本田紗来ら女子トップレベルから
次世代のヒロインも。
GPファイナル全出場選手紹介やもう一度見たい高橋大輔、浅田真央の名場面など、
2014ー2015シーズンのフィギュアスケートを存分に楽しめる1冊です。

※電子版には「特別付録 ゆづ×樹 超特大ポスター」は付属しません。






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