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2023年7月8日土曜日

「あまりにも残酷」ジャニー喜多川氏、昵懇の仲だった作曲家の小2息子に性被害発覚で朝ドラに思わぬ余波













怖ろしい神様。


























「70年前、ジャニー喜多川氏から性被害を100回以上受けた」 

作曲家・服部良一氏の次男らが打ち明けた加害の実態「事務所設立の目的も〝それ〟では」

- 記事詳細|Infoseekニュース

47NEWS / 2023年8月8日 10時30分











「70年前、ジャニー喜多川氏から性被害を100回以上受けた」 作曲家・服部良一氏の次男らが打ち明けた加害の実態「事務所設立の目的も〝それ〟では」 - 記事詳細|Infoseekニュース
ジャニー喜多川氏の性加害はジャニーズ事務所を創業する前からあった―。戦後歌謡界を代表する作曲家、服部良一の次男で俳優の吉次さん(78)が約70年を経て、幼少の頃のつらい体験を語り始めた。重い口を開かせたのは、若い世代の勇気ある告発だった。(共同通信=加藤駿)【動画(26秒)はこちら】https://…



































 ジャニー喜多川氏の性加害はジャニーズ事務所を創業する前からあった―。戦後歌謡界を代表する作曲家、服部良一の次男で俳優の吉次さん(78)が約70年を経て、幼少の頃のつらい体験を語り始めた。重い口を開かせたのは、若い世代の勇気ある告発だった。(共同通信=加藤駿)

 【動画(26秒)はこちら】https://youtu.be/i7-TOPyLnZg

 【※この問題は、記者が音声でも解説しています。共同通信Podcast「きくリポ」を各種ポッドキャストアプリで検索いただくか、以下のリンクからお聞きください。「ジャニーズ性加害問題、メディアはどう報じてきたか」】
https://omny.fm/shows/news-2/33






▽マッサージは肩から全身、パンツの中…
 喜多川氏は本名の拡(ひろむ)をもじって「ヒー坊」と呼ばれていた。自分から料理や掃除までこなし、家の女性たちから「日本の男とは違う」と評判だった。当時7、8歳だった吉次さんはそう記憶している。
 毎週のように、土日になると彼は服部家にやって来た。「家族と一緒に食事をしたり、マージャンやトランプなどいろいろなゲーム遊びをしたりしたんですよ」。米軍基地内で日用品を扱う売店「PX」から仕入れたとおぼしき、チョコレートやアイスクリーム…。当時まだ珍しかったお菓子などを、お土産として欠かさず持って来たという。
 「今日は泊まろうかな」。ある日、喜多川氏がふと口にした。母親も「よっちゃんの部屋が良い」と言い、自分と並んで寝ることになった。すると彼は、「肩をもんであげるよ」とマッサージを始めた。はじめは肩、次第に全身へともんでいく手は、いつの間にかパンツの中に入ってきた…。
 翌朝、喜多川氏が帰った後で、吉次さんは姉に前夜の出来事を打ち明けた。だが「気持ち悪い、そんな話しないでよ」と言われ、他のきょうだいや両親に話すことはできなかった。
 その後も、喜多川氏が家に来るたび、同じ目に遭うことが続いた。
 「2年半くらいで、全部で100回くらいはあったと思う」
 特に覚えているのが、長野・軽井沢での出来事だ。同級生の松崎くんら友人6人ほどでスケートに行き、別荘に泊まった。引率者だった彼は夜、みんなが寝静まると、いつものようにあの行為を始めたのだ。そしてその手は松崎くんにまで…。




 ▽寝ていると、体の上に重たいものが…
 その時、自分に向けられた行為は未遂に終わったと、松崎基泰さん(79)は振り返る。寝ていると、体の上に重たいものが乗っかってきた。喜多川氏だった。あまりの恐怖に泣き出すと、隣接する小屋に泊まっていた年長の女性が来て、彼を注意してくれたのだという。
 松崎さんによると、喜多川氏が行為に及ぼうとしたのは、この時だけではなかった。それ以前に服部家へ遊びに行った日、食事を取り、シャープ兄弟と力道山のプロレスをテレビで見ていると、服部家の家族ではない男の人の視線を感じた。それが喜多川氏との最初の出会いだった。
 程なくして、演劇や映画に誘われ、一緒に行くようになったという。ところが暗い劇場内で喜多川氏は、松崎さんのセーターの中に手を入れ、体を触ってきた。「恐怖で母親のみならず身内の誰にも言えず、されるがままで震えを覚えた」
 服部家から松崎さんの家まで、喜多川氏が車で送り届けることもあった。途中でお菓子をお土産に買ってくれるが、家が近づくと彼は暗い場所に車を止め、何度も性加害を行った。
 「2年まではいかないくらい続いた。1週間から10日に1回はあった」
 喜多川氏はその後、自分たちと同じくらいの年の男児を集め、少年野球団を結成。松崎さんも入ったが約1年後に退団した。最後にボウリング場で偶然会った時、喜多川氏は新しい男の子に肩から首に手を回して歩いていて、自分に対しては(性的な)興味を失ったようだった。これで、もうあのような悪夢はなくなると感じた。




 ▽服部良一の葬儀で親族席に座った喜多川氏
 吉次さんの父、服部良一は、笠置シヅ子の「東京ブギウギ」や映画主題歌「青い山脈」「銀座カンカン娘」など、数々のヒット曲を世に送り出し、戦後歌謡界の頂点に立った作曲家だ。第2次世界大戦後に良一は、笠置らとアメリカ公演を行っている。この際、現地で裏方として支えたのが、米ロサンゼルス生まれの喜多川氏だったという。
 1950年に始まった朝鮮戦争に、米国籍も持っていた喜多川氏は従軍した。前後して日本に帰国する。服部家に親しく出入りするようになったのは、この頃だ。いちど、軍服姿で家を訪ね、帰るときに異常なほど時間をかけて靴ひもを結び、一言「あー嫌だな、行きたくないな」と言ったことを、吉次さんははっきり覚えている。
 あれは、戦地に行きたくないということだったのか。なぜ、彼が自分にあのような行為をしたのかを考えると、朝鮮戦争を経験した心的外傷後ストレス障害(PTSD)も影響したのではないかなどと想像してしまうという。
 喜多川氏は1962年、ジャニーズ事務所を創業。その後も服部家とは長年、公私にわたって交流を続けた。しかし、「僕とはほとんど口を利かなかったですけどね。彼は微妙な顔はしていましたね」
 1993年に良一が死去すると、喜多川氏は葬儀で服部家の親族席に座ったという。
 その年のNHK紅白歌合戦。ジャニーズ事務所の人気グループ「少年隊」は「服部良一メドレー」を歌った。事務所に所属する他のグループも、舞台公演で良一が手がけた曲をしばしばカバーしてきた。




 ▽「全部きれいに洗い流してもらいたい」
 国民的な人気を誇るグループや歌手らを多く輩出し、ジャニーズ事務所は日本の芸能界で大きな存在感を持つようになった。しかし、喜多川氏が事務所を作った意図を、吉次さんはこう見ていた。
 「こういったこと(性的欲求)を合理的に処理したい、自分が思い描くことをしたいと(事務所を)つくられたのでは」
 70年の沈黙を経て自身の性被害を公表しようと決意したのは、今年に入り、歌手のカウアン・オカモトさん(27)ら、ジャニーズ事務所の元所属タレントらが相次いで顔を出して告発に踏み切ったことが大きいという。
 「これまで発言できなかった後悔があった。テレビに映った(元)ジャニーズJr.の人たちを見て、思い切った」
 ジャニーズ事務所側は、外部の専門家による再発防止特別チームを立ち上げ、検証に当たっているが、吉次さんは「国が取り組まないと、事務所のことは片が付かないと思う。政府は容赦なく取り組むべきです」と突き放す。
 国際社会からも厳しい目が向けられている。国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の専門家は、性加害を告発している元ジャニーズJr.らから聞き取り調査を行った。松崎さんは「当然のこと」と評価する。「ぜひ、全部きれいに洗い流してもらいたいな、と思います。こういうことが芸能界からなくなってほしい」

【動画のロングバージョン(2分9秒)はこちら】https://youtu.be/3cuy9e4aIJc
【関連記事】「少年たちの証言が嘘とは言いがたい」ジャニー喜多川氏が、性加害について20年前の法廷で語っていたことhttps://www.47news.jp/9659950.html





























47NEWS / 2023年8月8日 10時30分

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「あまりにも残酷」ジャニー喜多川氏、昵懇の仲だった作曲家の小2息子に


性被害発覚で朝ドラに思わぬ余波




週刊女性PRIME / 2023年7月7日 17時30分





 「東京ブギウギ」「銀座カンカン娘」など、数々の昭和歌謡を手掛けた国民栄誉賞受賞の作曲家・服部良一氏(1993年死去)。その次男である俳優で音楽家の服部吉次氏が、8歳の頃、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去)から性被害を受けたことを、「日刊ゲンダイ」で告白した。服部家とジャニー氏は、古くから家族ぐるみの深い付き合いであることが知られていただけに、世間には激震が走っている。

“優しいお兄ちゃん”だったのに…

 英国の公共放送・BBCは今年3月、ドキュメント番組『The Secret Scandal of J-Pop』を放送し、ジャニー氏の所属タレントに対する性虐待問題とそれを黙殺してきた日本メディアの闇を徹底追及。これを受け、2012~16年の間、ジャニーズJr.として活動していたカウアン・オカモト氏が4月、都内の日本外国特派員協会で記者会見を開き、ジャニー氏から15~20回ほど、性被害を受けたことを明かしたのだ。






「その後、古くからジャニー氏の性虐待問題を追っていた『週刊文春』(文藝春秋)には、元Jr.が毎週のように実名・顔出しで登場し、被害を訴えています。そんな中、昭和歌謡の父と呼ばれる故・服部良一氏の次男・吉次氏が『日刊ゲンダイ』で、小学2年生の頃、ジャニー氏にオーラルセックスをされたという衝撃の経験を告白。

≪パンツをめくって股間のあたりに手を入れてくるんです。指でさすられているうちに生温かいものに包まれたと思った瞬間、今まで知らない突き抜けるような快感があって≫
≪何がなんだかわからず、びっくりしていると、今度は肛門をいじり始め、舌がはい回ってくる≫

 など、当時の被害の詳細を明かしており、そのあまりにもショッキングな内容に、言葉を失う読者も少なからずいるようです」(スポーツ紙記者)

 そもそもジャニー氏と吉次の父・良一氏の出会いは、70年以上前に遡る。1950年、良一氏は歌手・笠置シヅ子氏(1985年死去)とともにアメリカ巡業ツアーを行ったが、そのロサンゼルス公演で、2人のお世話をしていたのが現地で育ったジャニー氏だったという。

「当時19歳だったジャニー氏は、良一氏や笠置氏にいたく可愛がられていたようです。その後、アメリカ兵として朝鮮戦争に赴いたジャニー氏は、帰還してから、よく良一氏の自宅に遊びに来るように。吉次氏にとっては“優しいお兄ちゃん”的存在だったといいます。

 そんなジャニー氏に性的な行為をされたとあって、そのショックははかり知れません。ネット上では、吉次氏の勇気ある告白に敬意を表するという声とともに、ジャニー氏、またジャニーズ事務所への批判が噴出。吉次氏が現在78歳であることを踏まえ、一体どれだけの被害者がいるのかと呆然とする人も多数見受けられます」(前・同)

 一方、服部家とジャニー氏の関係は、たびたび美談として、メディアに取り上げられてきた。

「2016年11月9日付『日本経済新聞』の『私の履歴書』では、良一氏の長男であり、吉次氏の兄にあたる作曲家・服部克久氏(2020年死去)が、服部家とジャニー氏の交流について明かしています。やはりジャニー氏は、ジャニーズ事務所名誉会長を務めた姉・メリー喜多川氏(2020年死去)と一緒に、服部家に入り浸っていた時期があるそうで、その縁から克久氏は、フォーリーブス出演のミュージカル『少年たち』で音楽を担当したとか。

 家族ぐるみの付き合いは長年にわたり、ジャニー氏は良一氏の葬儀で親族席に座り、愛用のピアノまで譲り受けたといいます。なお、そのピアノは、ジャニーズの舞台で使用されることもあり、2012年上演の『新春 滝沢革命』では、滝沢秀明氏が演奏を行ったそうです」(ウェブメディア編集者)

朝ドラにジャニーさんのモデルが登場の可能性?

 良一氏が亡くなった1993年の『NHK紅白歌合戦』、少年隊は自身の持ち歌ではなく「服部良一メドレー~紅白バージョン~」を披露していたが、「それも服部家とジャニー氏が懇意な仲であったからこそ実現したのでは」(前・同)という。

「また以前より、良一氏の曾孫がジャニーズJr.として活動していたのではないか……といううわさもあり、服部家とジャニー氏は切っても切れない仲のようです。そんな中、ジャニー氏が吉次氏に性加害を行っていたなんて、あまりにも残酷。服部家の関係者も、今回の告発には大きなショックを受けているのではないでしょうか」(前・同)

 吉次氏の訴えは、「NHK関係者にも激震を走らせたのではないか」と指摘するのは、さるエンタメ誌編集者だ。同局は今年10月から、連続テレビ小説『ブギウギ』を放送予定。同作は、笠置シヅ子氏をモデルにしたフィクションで、彼女のメイン作曲家である良一氏を模した“羽鳥善一”というキャラクターも登場する。

「その“善一”役を草なぎ剛さんが演じると情報解禁された次の日に、吉次氏の性被害告発インタビューが配信されたんです。これには、NHK関係者もかなり衝撃を受けたと思います。なお、同作はあくまでフィクションですが、良一氏と笠置氏のアメリカ巡業は、当時異例のことだっただけに、劇中で描かれる可能性は高い。ただ、その際、2人に大きく関わったジャニー氏をモデルにしたキャラクターは、性加害問題が取り沙汰されている状況だけに、登場させることは難しいのでは……」(前・同)

 SNS上では、『ブギウギ』で描かれる世界の背後に、性虐待があったことを知り、≪見る気がしない≫と訴える人が散見され、また草なぎに対しては、同情の声も寄せられている。果たして吉次氏の告発は、『ブギウギ』に何らかの影響を与えるのだろうか。
































空港で手元を覗き込むジャニー喜多川さん [記事を読む]




「あまりにも残酷」ジャニー喜多川氏、昵懇の仲だった作曲家の小2息子に性被害発覚で朝ドラに思わぬ余波 - 記事詳細|Infoseekニュース
「東京ブギウギ」「銀座カンカン娘」など、数々の昭和歌謡を手掛けた国民栄誉賞受賞の作曲家・服部良一氏(1993年死去)。その次男である俳優で音楽家の服部吉次氏が、8歳の頃、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去)から性被害を受けたことを、「日刊ゲンダイ」で告白した。服部家とジャニー氏…













週刊女性PRIME / 2023年7月7日 17時30分






























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羽生結弦、荒川静香ら一流スケーターと豪華アーティストのコラボ!「伝説のアイスショー」で見せた幻想的な競演

hominis.media
「ファンタジー・オン・アイス2023 幕張公演」

(C)Fantasy on Ice 2023 in MAKUHARI

日本フィギュア勢が大活躍を見せたシーズンも終了してしばらく経つが、このオフシーズンの楽しみといえば、現役選手や競技会からは一線を退いたプロスケーターまで、豪華な顔ぶれが一堂に会するアイスショーの数々。近年は他との差別化を図るために工夫を凝らしたショーも多く、「ファンタジー・オン・アイス」もそのひとつと言える。

日本屈指の動員数を誇る「ファンタジー・オン・アイス」は、五輪や世界選手権で活躍する一流スケーターたちの共演はもちろん、照明や音響、きらびやかな衣装といった演出によって紡ぎ出されるファンタジックな世界観、そして人気アーティストのライブ演奏とスケーターのコラボなど、「伝説のアイスショー」として人々の胸をときめかせてきた。

一流スケーターと豪華アーティストが集結した「ファンタジー・オン・アイス2023 幕張公演」
一流スケーターと豪華アーティストが集結した「ファンタジー・オン・アイス2023 幕張公演」

5月26日〜28日に開催された「ファンタジー・オン・アイス2023」の幕張メッセ公演には、羽生結弦をはじめ、荒川静香、三原舞依、友野一希といった日本勢からステファン・ランビエール、ハビエル・フェルナンデスら世界的スケーターまでが勢ぞろい。さらにDA PUMPのリーダーISSAとラッパーKIMI、夏川りみ、福原みほといったアーティストも出演し、華やかな共演を果たした。

中でも大トリを飾るなど抜群の存在感を発揮したのが、プロ転向後も精力的な活動を展開している羽生だ。羽生の振付師を務めたこともあるデイビッド・ウィルソンが総演出を担当した今回のショーは、選手の一体感を大切にした演出が施されており、各日のオープニングでは羽生と盟友のハビエル・フェルナンデスが肩を組みながら笑い合う、ほっこりシーンも飛び出した。

「ファンタジー・オン・アイス2023 幕張公演」

(C)Fantasy on Ice 2023 in MAKUHARI

その姿からは一変、大トリとして白と黒のジャケットスタイルでDA PUMPが歌う「if...」に合わせて大胆な演技を披露。ISSAの美声に合わせたしなやかな滑り、KIMIのラップの細かなサウンドを拾ったキレのあるシャープなダンスに、氷上に伏してのフィニッシュなど、初日からメリハリのある動きで激しくも美しい楽曲の世界観を存分に表現した。

またトリノ五輪金メダリストのレジェンド荒川静香は、福原みほが歌う「Broken Heart」の生歌に乗せたプログラムを披露。初日にはダブルアクセルジャンプを見事に決め、スパイラルや代名詞のイナバウアーなど、競技者時代を彷彿とさせる優雅なスケーティングで会場を沸かせた。

「ファンタジー・オン・アイス2023 幕張公演」

(C)Fantasy on Ice 2023 in MAKUHARI

現役選手であり、2022-2023シーズンは初のGPファイナル出場で優勝という快挙を達成した三原舞依は、ピンクや紫の花が描かれた衣装を身にまとい、夏川りみが歌う「花」とともにパフォーマンス。スパイラルやビールマンスピンなど体全身を使ったのびやかなスケーティング、そして歌詞の意味を表す手話まで、観客に語りかけるような豊かな表現力を発揮した。

友野一希は観客を楽しませるような軽快なパフォーマンスに定評があるが、今回はDA PUMPのミディアムバラード「紡―TSUMUGI―」に合わせ、ゆったりとしたスケーティングを展開。トリプルアクセルといった見事なジャンプに加え、メロウな表情を浮かべながらのしなやかな動きなど、初日からイメージを裏切る滑りで新たな可能性を感じさせた。

「ファンタジー・オン・アイス2023 幕張公演」

(C)Fantasy on Ice 2023 in MAKUHARI

「ファンタジー・オン・アイス2023 幕張公演」

(C)Fantasy on Ice 2023 in MAKUHARI

アイスショーならではの挑戦的な演出や振り付けなど、ここでしか見られない斬新なスケーティングも数多く飛び出した「ファンタジー・オン・アイス2023」。7月8日(土)・9日(日)にテレ朝チャンネル2にて「ファンタジー・オン・アイス2023 幕張公演」として放送されるのは、3日間の全3公演をスケーターのインタビューを交えて放送する「完全版」であり、さらに7月16日(日)には演技に加え、衣装合わせ、リハーサル風景など、スケーターたちの素顔が垣間見える舞台裏映像が満載の「幕張公演 舞台裏SP」もオンエアされる。どのような意気込みによってこのファンタジーが生まれているのか、演技と合わせて確認しておきたいところだ。

文=HOMINIS編集部





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